| 機能 |
型指定子の一つで、倍長型を表す。 倍長型とは、範囲を倍バイト分だけ大きくすることを表す。 ただし、扱える範囲は処理系に依存するため実際の大きさはlimits.hおよびfloat.hで確認する必要がある。 long型の値を表現する場合は語尾にLまたはlを付加する。 可能な型宣言は long, signed long, long int, signed long int, unsigned long, unsigned long int long double である。 C99規格では long long, signed long long, long long int, signed long long int, unsigned long long, unsigned long long int も宣言できる。 long long int型の値は語尾にLLまたはlを付加する。 |
|---|---|
| 定義 | long [宣言指定子]option 識別名 ; |
| 実装例 |
#include <stdio.h> int main(void) { long int a; /* intの倍長型 */ long b; /* intは省略可能 */ unsigned long int c; /* unsigned intの倍長型 */ /* ある処理系での大きさと扱える範囲の例 型 大きさ 扱える範囲 int 2バイト -32768(-2^15) 〜 32767(2^15-1) long int 4バイト -2147483648(-2^31) 〜 2147483647(2^31-1) unsigned int 2バイト 0 〜 65535(2^16-1) unsigned long int 4バイト 0 〜 4294967295(2^32) */ a = 10L; /* long値の代入 */ printf("%ld\n", a); return 0; } |
| 実行結果 |
10 |
long