機能 |
記憶クラス指定子の一つで、動的記憶期間を表す。 動的記憶期間とは、自動的に領域を確保し有効範囲を抜けると自動的に解放されることを表す。 変数の場合、記憶クラス指定子を省略して宣言した場合はautoが指定された場合と同等となる。 |
---|---|
定義 | auto [宣言指定子]option 識別名 ; |
実装例 |
#include <stdio.h> int main(void) { auto int a = 1; /* autoを指定した変数の宣言 */ int i; /* 省略した場合もautoと同じ */ for (i=0; i<5; i++) { /* ブロック内を5回繰り返す */ auto int b = 0; /* 有効範囲はブロック{ }の間 */ /* 領域を確保。初期値は0 */ b = b + 1; /* bに1を加算する */ printf("b=%d\n", b); /* bの値を表示 */ } /* ブロックを抜けると自動的に解放される */ return 0; } |
実行結果 |
b=1 b=1 b=1 b=1 b=1 |
auto